「英語教育について」 - 内田樹の研究室
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コメント
注目のコメント
下の部分については、学校教育だけではなく、あらゆる組織で同じことが当てはまると思いました。もっと言うと、経営者に対する投資家によるガバナンスや、政治家に対する一般市民による選挙も、短期の成果に基づく評価をもって行われているとすると、経営者や政治家が個性を活かして何かを成し遂げる上で大きな制約になっているのではないかと思いました。
>恐怖や不安で、人間はおのれの知的な限界を超えて踏み出すことなんかできません。
>ここには学校教育とは、一人一人の子どもたちがもっている個性的で豊かな資質が開花するのを支援するプロセスであるという発想が決定的に欠落しています。
>ほんとうに自己の知的限界を超えるためには、時間がかかるんです。教師は生徒たちの学びへの意欲が起動するまで、長い時間待たなければいけない。学びに促成栽培はあり得ないんです。