なぜJリーグにはビデオ判定がないのか、「世紀の大誤審」が生まれた事情
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サッカーという競技に惹かれる方の多くは、その魅力の一つにグレーゾーンの存在を無意識に感じているのだと思います。
テクノロジーへのアレルギー反応は、その魅力を守りたいと言う気持ちの表れのような気がしました。記事に書かれている通りです。
VARはビデオを用いますが、あくまで判定をアシストするものであって、いわゆるビデオ判定とは異なります。
ビデオ判定を導入するとなると、サッカーの概念そのものを変えないといけません。
サッカーはレフェリーに判定が委ねられており、アバウトさやグレーな部分を選手たちが甘受しているスポーツです。
つまり完璧さは求めていない。
誤審は許されることではなく、減らしていく努力は必要ですが、起こってしまうもの。
選手がシュートをミスするように。
ビデオ判定がない→遅れている
というのは、あまりに短絡的です。テクノロジーの導入については、ジャッジリプレイで見解が示されています。
これはぜひ見てほしい。
https://youtu.be/ab3mTdvcs-0
残念ながら「はい、導入しましょう」といってすぐ導入できるもんでもないので取り急ぎ追加副審で対応する、が現在の最適解になるのは致し方ないですね。
ジャッジリプレイを毎回見ていると、審判がどのように判定を下しているかがわかってとても勉強になります。
個人的には、もう人間の目で判断し切るのは限界なので、審判をアシストするテクノロジーは導入を進めていくべき、という見解です。
※追記
ジャッジリプレイを毎回見ていれば説明がなされていますが、GLTは導入費用の割に行えるのがゴール判定のみなので、コストパフォーマンスを鑑みてVARの導入を先に行おうとしているが、VARは映像判定のための審判の確保と、審判全体のトレーニングが必要なので、今シーズンはルヴァンカップのプレミアステージ以降で先行導入、という話でした。
残念ながら、それが間に合わないタイミングでこのようなことが起こってしまった、というだけですね。