いつまでも変わらぬローテク「ワイパー」 EV・自動運転などハイテクカーの時代なのに
コメント
注目のコメント
ワイパーは水滴を拭うだけでは無く、
ウィンドシールド上の油膜を取り除く役目を持っています。
ウォッシャー液には界面活性剤が入っており、
それをゴム製のワイパーで拭えば油膜を取れます。
超音波であれば油膜除去の効果を期待できますが、
葉っぱや大きめの固形物がついた時には取れません。
鳥のフンや虫がぶつかった跡なども、
圧力を掛けたゴムで拭う方法が1番良い。
雪を拭う役目も必要です。
何だかんだで、
今のワイパーは古臭い様で、最適化された極みです。
追記:
マクラーレンの超音波ワイパーのことが書かれていましたが、
こちらは戦闘機で使われている技術です。
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2524001/McLaren-confirms-developing-new-wiper-free-windscreens.html
欧州市場の特徴を考慮すると、
冬場に路面凍結を防ぐために塩化カルシウムが撒かれます。
これを前の車が溶けた雪と一緒に巻き上げ、
ウィンドシールドが真っ白になります。
綺麗にするにはウォッシャー液をかけて、ゴムで拭うのが一番速い。
視界を失うことは安全に直結するので、
超音波ワイパーが実現しない一つの理由だと思います。これ、同じことが傘にも言えそうですね。何百年前から一緒やんと。宙に浮かんでシールドとかで雨から守ってくれても良さそうだけど、コストとリターンが見合わないんでしょうね
ワイパーのアームとブレードを柔軟構造で一体設計した、っていうのぐらいですかねぇ(実用には至っていないようです)
まあ、マブタだってブレード(目のフチ内側)で眼球をスイープしてるので、そんなに悪いコンセントではないのかもですねぇ