中国を「落とした財布が見つかる街」に変えた監視カメラとネットワーク
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「今も中国を訪れる外国人は、入国してから24時間以内に最寄りの警察署に臨時宿泊登記をしなければならない。ところが昨年から各アパートの住所がQRコード化されたことで、アパートの間口にあるQRをスマホで撮影すればすぐに手続きできるようになった」
これは感動ものです! 早く全国に普及して欲しい。
あと中国では、滴滴を使ってタクシーに乗るので、運転手の携帯や乗った時間もわかるから、忘れものがすぐ見つかるようになりました。監視社会にもメリットはある感じ。深圳はある意味日本よりも礼儀正しく、皆様が親切です。
よく「監視社会」「信用スコア」のため、それらに縛られて行動をさせられているだけ。と言う声を聞きますが、現地を訪問してみると縛られているとは感じません。
むしろ、自発的に動かれている方が本当に多いです。
中国は国民も多く、また深圳は技術のテストベッドという側面も大きいため、ICT監視社会なんて言われる機会も多いですが、よく見てみると、例えば警察が交差点に立つのと同じようにAIが取り締まり、街中の犯罪を防ぐために防犯カメラが街を監視。と、日本では警察や企業、住民が行う事をICTで実現しているのが現状です。
信用についてもクレジットカードや銀行の裏側にあるスコアや購買時にECサイトが取っているスコアが繋がって拡張されているイメージで、街中で親切にしたからスコアアップ、駅で列に並んで待たなかったからスコアダウン。なんてことにはなっていないです。
という事を考えると、マナーや礼儀を持てる心や街の余裕が深圳にはあることになります。落とした財布が見るかる街になるのは良いですね。
しかし、監視カメラで見つかる国と、人の善意で見つかる国では違います。
日本はいつまでも監視カメラではなく、善意で見つかる国でいてほしいです。