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中国がキャッシュレス社会になったのは、わずか5ー6年です。その牽引役がモバイルの普及。
2011年、米国ではグーグルがモバイル非接触決済のGoogle Walletを発表。世界はモバイル非接触決済にむけて動き始めました。
しかし、その時、アリババはモバイルQRコード決済を選んだ。どんなモバイル機器でも使えるQRコードが今日のキャッシュレス中国を作り上げました。

決済が軸となって、キャッシュレス国家のベースを作り、社会そのものを変えたAlipayとWeChat Pay。両者の競争もキャッシュレス推進を加速しました。
「キャッシュレス国家」おもしろそうです。
現金が主体であるゆえ正確につかめない中小小売店の売上高が透明になり、一説に数千億円から数兆円あるとも言われる課税漏れを防ぐ効果は確実にありそうな・・・ (^^;
中国で様々な自動化が進む背景にブルーカラー就業者が足りない、ということがあるというのは驚きました。確かに中国の留学生の方々は学歴のために勉強もしっかりやる反面、日本のようなアルバイトはあまりやらないと聞いたことがあります。
今後ますますそのような事態になった時、自動化で対応しきれない分野ではやはり中国マネーを使って外国人労働者を受け入れる移民政策の門戸が今よりも大きく開くことが予想されますね。
日本は自動化も遅れて、労働者も来てくれない状況になると本当に厳しい時代がやってきそうです。
中国のキャッシュレス社会は中国人の為の仕組みであり、中国での労働ビザを持っていても外国人が享受出来るサービスには限りがあります。
この記事を読んで改めて理解したことは、キャッシュレス社会で培う信用を必要としているのは中国人だからですね。
むしろ、信用の構築の為に、キャッシュレス社会になって、自分の消費行動を含む多くの行動をさらけ出していると言った方が正しいのかもしれません。

政治体制は共産主義であり、西側の資本主義とは違う経済の発展の中で、信用創造をこういう形でする必要があったという意味で、中国のキャッシュレス社会は、ある意味、日本以上にガラパゴスのような気がします。
拙著出版のタイミングで取材していただきました。

拙著のキーワードの一つに「信用」があります。プラットフォーマーが信用を担保したことで、信用データが集まるようになり、今ではそれを用いてユーザーの囲い込みを行なっています。

一方で、中国政府は社会信用システムの構築を推進しており、このプラットフォーマーを社会統治に利用する動きが出てきています。

今回のインタビュー記事にはない、このような動向に関しては、6月6日(木)のNewsPicksアカデミアで詳しく説明し、皆さんとキャッシュレス、信用スコアなどについて深い議論をさせていただきたいと思います。
中国のキャッシュレスについて分かりやすくまとまっています。本文の最後にも紹介がありますが、6/6、NewsPicksアカデミアで西村先生に登壇頂き、私がホストします。順調に登録頂いていますが、まだ登録受付中です。NewsPicks Roppongiでお待ちしています。

西村先生には、内容のレベルはマックスかつ最新の最新でお願いしています。資料をいただいていますが、まだ日本語ではあまり報じられていない、中国政府のこれからの施策なども含まれており、とても楽しみです。

西村友作×川端隆史「キャッシュレス国家 ・中国新経済の光と影」 https://newspicks.com/academia/events/321
記事中、中国人民銀行から「現金の受取拒否は原則として認められない」という通知が出たという話がありますが、先日アリババ系の高級スーパーのフーマーに行ったら、以前なかった有人レジが設置されていて驚きました。そして、そこに大行列ができていて、やっぱりテクノロジーについていけず現金を使いたい人が結構いるんだなあ、となんかほっこりした気分になりました
「ベンチャー企業は、大企業のR&D機関である」というのが、M&Aでのイグジットが9割とも言われているアメリカでよく言われていることです。

つまり社会的な課題やニーズがあるけれど、それがビジネスとして成り立つのかどうか、参入するにはスタートが少額すぎて、あるいはニッチすぎるかのようなものをベンチャー企業がサービスとして解決を目指す。そして一定規模以上になり得そうだと分かったら、大企業が買い取り、一気に拡大していく。

インスタグラムやユーチューブもまさにそういう流れでした。

中国でアリペイがインフラになったのは、クレジットカードが普及していなかったという理由だったというのが今回の記事で分かったのですが、結局、あまりに現金依存で「信用」による売掛、買掛ができなかったことが根深い社会問題としてあり、経済を発展させていく上で、解決する必要があったんですね。

そう考えると、日本の場合は、クレジットカードは普及しているし、スイカなどの電子マネーもある。
「不便だな」と感じることも限定的なので、QRコード決済などはそこまで流行らないかもしれないですね。

ただ、大都市と田舎での格差はとても激しいと感じます。(田舎でのタクシーでクレジットカードや電子マネーを使えないのは本当に不便。無駄に小銭が増えるんですよね。)

とはいえ、それは使用段階での多少の不便であり、「信用」の担保などの問題とはちょっと違うので、やはり、中国とは事情が異なるように思えます。
キャッシュレスによって中国が大きく変貌した本質的な理由は、中国社会に信用が欠如していたからだと言われています。

「契約を守る」「代金を支払う」ということが当たり前でない社会では、見ず知らずの人同士が取引をするのはあまりにもリスクが高く、信用の欠如によって経済活動が阻害されていました。

そのような状況を一変させたのが、アリババが提供するキャッシュレスの仕組み、つまりアリペイです。本記事でも紹介されているように、アリペイによって、代金が支払われないリスクを心配せずに取引ができるようになりました。

キャッシュレスがもたらしたものは、「契約が守られる」という信用の枠組みだったわけです。

こうした信用創造が光だとすれば、その影もまた強烈です。

キャッシュレスによって、一人ひとりがどのような購買をしたのかがわかります。公共料金や借金をきちんと払っているかもわかります。そうしたデータがSNSなどとも組み合わされ、国家レベルで蓄積されています。

2017年2月、中国の最高人民裁判所が、600万人をブラックリストに乗せ、飛行機での移動を禁止すると発表しました。100万人以上が電車の利用を禁止されました。

個人の信用格付が下がると、飛行機や電車に乗れなくなるだけでなく、インターネットの速度が遅くなったり、子供が入学できる学校に制限もかかります。

こうした動きは、アメリカにも広がっています。同じく2017年2月に、トランプ大統領は、入国審査でSNSのパスワードの開示を求められる制度を導入しました。このような動きが、キャッシュレス化や個人の信用格付と結びつくと、どうなるでしょうか?

私たちの社会は急速に大きく変容しつつあり、以前の社会に戻ることはほぼ不可能です。新しい社会の健全さを守る仕組みを考えていかないと、誰もが後悔するような事態に陥りかねません。
ここですよ、ここ。

深刻なのは、デジタル社会を支えているブルーワーカーが足りないことです。中国の人口は減少してゆきますが、そこには若者の高学歴化も伴っているので、よりブルーワーカーが足りなくなります。
この部分は「新世代農民工」と呼ばれる人たちが担っていたのですが、大学まで行くようになった若者たちは、絶対にこうした仕事をやりません。
日本の大学生のようなアルバイトは、こちらの大学生はほとんどやりませんから。だから今後、中国では無人化、自動化のテクノロジーの開発がどんどん進められていくでしょう。