空から港をパトロール、船のSOx規制違反を調査する探知ドローン
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注目のコメント
一般海域では燃料に含まれる硫黄分が3.5%以下(2020年からは0.5%)と規制されており、スクラバーを使って対応しています。これは日本周辺も対象。
記事中にはオランダでは0.1%以下とあるので、より厳しい排出規制海域(Emission Control Area :ECA)での硫黄分0.1%以下のECA規制の話。ECAではNOxも規制され、現在は欧州、アメリカ、カナダの海域に指定されており、近々中国も加わる見込み。
こうした規制に対応するため、記事にあるドローンによるスクラバー稼働監視に加えて、北欧の海運国では船舶の電動化も進められています。また燃料の改質も行われていますが、将来的には電動化へシフトしていくと思います。
なお日本ではECAへの参加の話はまだ聞いたことがありません。「ドローンは、沿岸近くでの不正の発見には役立つだろう。だが、陸から何百マイルも離れた国際水域となると話は別だ。とくに、スクラバー(大気汚染防止装置)を使ってSOxの排出量を削減しているはずの船が、そのスイッチを切ってしまうような場合には……。」
船舶は治外法権的なグレーゾーンが範囲大きそう。
トラックでイメージしてみるも似て非なるエンジンと触媒の形状だった。
燃費と大気汚染に拘った結果、ガス欠になったりしたら死ぬかもしれないし、荷主にめっちゃ怒られそう、、、赤外線カメラ搭載かと思ったら、これは直接ガスの分析をするみたいですね。
天然ガスプラントの監視では、赤外線カメラ搭載ドローンの使用が試みられているそうです。
https://prod.flir.jp/discover/instruments/gas-detection/al-hosn-shah-plant/