フォルクスワーゲンはバッテリーを自社生産し、EVへの移行を加速する
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コスト優先で複数購買戦略を取っていたVWが、非公表の提携先とドイツ国内でバッテリー・セルの自社生産に取り組むことに。
中国商社からリチウム10年分確保したり、CATLやLGに秋波を送ったり、どこのセルメーカー製でも対応可能という触れ込みのMEBプラットフォームを構築したりしてきましたが、保険として自社製造という名のOEMをスウェーデンのNorthvoltあたりに委託するのかもしれません。
Northvoltはポーランドに工場建ててしまってますし、スウェーデンの安価な水力発電を使うつもりでバッテリーのファブレス業を目指していましたが上手く行かず、先日CEOの出身でもあるテスラとの契約にこじつけたばかりで、違うところかもしれません。
ドイツ国内ということになるとVWも投資が必要で、アップルにとってのJDIのような契約を製造委託先に結ばせるか？技術者をかき集めようにもなかなか集まらないと思いますが、ネバダのギガファクトリーからヘッドハンティングしてくるか？
どちらにしても記事中に言及されていますが、電池セルの品質を一定に保つことが肝です。最低でもBMSのようなソフトウェアで制御しきれるレベルの品質が担保出来なければ、後々大変なことになるでしょうから。
追記
Suzuki Kenji様、情報ありがとう御座います。
Reutersに既に出てましたね。
https://www.reuters.com/article/electric-vehicles-volkswagen-idUSL5N23106S
Northvoltには技術者に限りがあるので、スカウティングしないと工場は動かせないでしょう。日本と韓国の技術者かき集めてますが、スウェーデンの片田舎やポーランドよりは人が集まりやすいかも。電池の量産はそんなに簡単なものではありませんので。VWは雇用も確保しないとですから。
自社生産ももちろん考えてるでしょうね。
マニュアルトランスミッション工場の操業維持の為、ATの外部購入(アイシン、ZF)をやめてDSGを開発したくらいですから。ん？非公開？スェーデンのNorthvoltですよ。Northvoltと提携してセルを量産する計画です。場所も決まってますよ。Salzgitterです。
まぁVWはメディアを巧みに操ってディーゼルゲートの悪名を晴らしたいところでしょ。ドイツ人は「EV車？走れないよ。」って言ってました。だからEV hypeなのよね〜。ちょっと現実的じゃ無い。けど、強引に現実化したい。それが例え非効率であっても。
電動車両は向き不向きがある。今でもディーゼルとガソリンが棲み分け出来ているように、その選択肢の一つとしてEVがある、それで良いのに何故かマスゴミは置き換える事ありきの記事が多い。
因みにVWがEVをディーゼルゲート直後から猛烈にPRし始めたのは中国市場に対して。ドイツでもアメリカでも無い。それにマスゴミを使っただけ。
