携帯がつながりにくい建設現場の悩みを解消した「IoT分電盤」開発秘話
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注目のコメント
副産物として書かれている下記のような事が地味に良いですね。
現場では、若手作業員が作業後に各階の電源を消して回っていた。高層建築ともなると、結構な手間がかかる。分電盤をインターネットにつなぐことにより遠隔操作で電源のオンオフができるようになった。冒頭の「工事現場は携帯電話がつながりにくい」ことが今のこの業界におけるポイント。
建設業界向けに各社から生体センサーを搭載したIoTウェアラブルシステムが数多く提案されているが、クラウドまでのデータのあげ方は大きく二種類。
①センサーデバイス→アクセスポイント(電波中継器)を介してクラウドへ
②センサーデバイス→手持ちのスマホを介してクラウドへ
①はこの記事のような箱をいくつも置かなければならない点で部分最適解だし、②はそもそも携帯がつながりにくいので不適、作業員の方が携帯持って仕事も作業性に欠ける。
①でも②でない、センサーデバイスがデータをエッジ処理し、ドンッと数百m位先の現場事務所に直接送り、監督者がタブレットのダッシュボードで現場の状況を見守るようになれば理想なのかな。弊社もHD-PLC使ったサービスを検討していて、以前からこの事例に注目してました。
https://www.takenaka.co.jp/news/2017/12/02/index.html
何よりびっくりしたのが、法改正や新しい規格でPLCが結構実用的なレベルになってるんですよね。
私達も面白い実験を企画中なので近いうちに発表できたらと思います。