ドトール、ついに客離れが深刻化…「居心地いい」コメダが怒涛の出店攻勢で猛追中
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ドトールはコーヒー安くして客を呼びつつ、椅子を座りにくく、レジから常に見える席にする事で居心地を悪くして、回転率で稼ぐというモデルでしたが、それだとリピーターが来なくなってしまうので、次は勉強や仕事のスペースとして充実させるために電源を多く入れて、かつ長居させておなか空かせた所にサンドイッチを食わせるというモデルに移行し、朝食を含めて少しその路線はうまく行ったように見えたが(スタバだと高い、混む、マックはやすっぽ過ぎるユーザー向け)、結局なにか落ち着かず、なんだかんだ混んできて使いづらく、キラーコンテンツに欠けるので、客が離れてしまった、というような気がしています。コーヒーはスタバよりは飲める味だと思うんですが。
コメダコーヒーは身近にないので普段使わないのですが、たしかにドトールよりは落ち着くし、フードも多く、シロノワールというキラーコンテンツがあり、電源席もある。
先日ある北関東エリアで、コメダが店外まで行列しているのをみかけて、そういうものかと感心しました。
なかなか正解がないので、面白い業界ですね。ドトールの店舗拡大は伸びず、日レスの店舗の伸びがそれを上回るほどには牽引できていないということかと。既存店客数が落ちているので、新店を開かないと売り上げ拡大は厳しい情勢です。
でも、売り上げを落としている割には、営業利益はそこまで落ちていないので、コスト削減・スリム化は進展しているのかもしれませんね。
まあ、なんにせよドトールで伸ばせないのなら、日レスセグメントが引っ張るしかないのでしょう。
コンビニに押されているというより、人員不足により新店ができないこと。実際ドトールも減っているのはFC店です。飲食業は、人員不足による売り上げ減少がひたひたと足元を弱らせているのかもしれませんね。
ドトール決算資料
http://www.dnh.co.jp/html/ir02.htmlドトールのターゲットは価格志向の顧客。
サービスは、低価格でコーヒーと場所を提供している。
最低限のオペレーション。
◆喫茶店の本質サービス(当たり前のサービス)
➔ 飲料と場所の提供。
◆表層サービス(あったら嬉しいサービス)
➔ おいしい、接客が良い、雰囲気が良い、清潔、おしゃれ、などなど。
喫茶店に行く目的は、休憩、商談、勉強、読書など長時間とどまることが多いので、多少と高くても表層サービスが充実している方が良い。
中価格帯で、高い表層サービスを提供する店が増えたということだ。
低価格訴求のサービスは淘汰される傾向。