[ローマ 17日 ロイター] - イタリアのディマイオ副首相は17日、欧州議会選挙後に主要機関の首脳の顔ぶれが変わるのは間違いないとの見解を示し、イタリアが欧州連合(EU)の財政規律違反で制裁を受けることを懸念していないと述べた。

ディマイオ氏は国営放送RAIに「投票後は現在の欧州は存在しなくなる」と語った。

政府は債務の対国内総生産(GDP)比率を140%まで上昇させる考えはないとも述べた。

サルビーニ副首相は14日、失業率引き下げに必要なら財政赤字がEUの定めるGDP比3%を超え、債務の対GDP比率が140%に達しても構わないと発言した。