<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 109.44/46 1.1207/11 122.67/71
NY午後5時 109.58/61 1.1200/04 122.74/78
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の109円半ば。朝方の取引で、トランプ米大統領が国家安全保障上にリスクをもたらす企業の通信機器を国内企業が使用することを禁止する大統領令に署名したことが伝わり、ドルは 一時109.33円まで下落した。その後は109円半ばまで自律反発したものの、株安や米長期金利の低下を受けて上値が重くなった。
<株式市場>
日経平均 21062.98円 (125.58円安)
安値─高値 20951.67円─21153.20円
東証出来高 14億6158万株
東証売買代金 2兆3942億円
東京株式市場で日経平均は反落した。米中貿易摩擦の激化に対する懸念が根強く、朝方から幅広い業種で売りが先行。株価指数先物への売りも相場を押し下げた。米国が15日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)<HWT.UL>の製品を事実上排除する措置を発表したことで、需要減少懸念から電子部品株が売られ相場の重しとなった。下げ幅は一時200円を超えた。上海株高や日銀のETF(上場投資信託)買いの思惑で下げ渋り、終値は2万1000円の節目を維持したが、戻りは鈍かった。
東証1部騰落数は、値上がり845銘柄に対し、値下がりが1227銘柄、変わらずが68銘柄だった。
<短期金融市場> 17時10分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.066%
ユーロ円金先(19年6月限) 99.960 (+0.005)
安値─高値 99.960─99.965
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.066%になった。新積み期に入り、金融機関の資金調達意欲は限定的とみられる。ユーロ円3カ月金利先物は期先物が強含み。
<円債市場>
国債先物・19年6月限 152.83 (+0.07)
安値─高値 152.78─152.88
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.065% (-0.010)
安値─高値 -0.060─-0.065%
国債先物中心限月6月限は前営業日比7銭高の152円83銭と上昇して取引を終えた。リスクオフムードが強まる中、先物中心6月限は一時152円88銭まで上昇。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下のマイナス0.065%。5年債入札はやや強めの結果と受け止められた。