[ロンドン 8日 ロイター] - ライト英デジタル・文化・メディア・スポーツ相は、第5世代(5G)移動体通信システムについて、導入が遅れる可能性があると明らかにした。その上で、安価な設備を利用してセキュリティーリスクを招くようなことはしない姿勢を示した。

同相は議会で「5G導入のプロセスが遅れる可能性は確かにある。もし最速で5Gを導入したいのであれば、セキュリティーを考えずにやるだろう」と指摘。「しかし、われわれはそうはしない構えだ。ある程度遅れる可能性を排除しない」と語った。

「このプロセスの主要な目的はネットワークのセキュリティーを確保することだ」と強調した。

ネットワークセキュリティーに関する報告書の公表時期については言及しなかったが、「あまり先にならない」ことを期待すると述べた。