少子高齢化と労働力不足で「日本の黄金時代」が始まる理由
コメント
注目のコメント
記事の内容について、完全に同意します・・ただし、外国人労働者の大量受け入れをしなければ!
記事で示したチャンスを台無しにするのが、まさに安倍政権による【移民法】ですね。
経済団体の要求通り、大量の「安い労働力」(人間ではなく力)で賃金低迷を維持しようという政策が推進されています。
従って、記事中の
>>飲食店が、皿を洗うアルバイトが見つからないので自動食器洗い機を購入<<
・・という好循環への現象は生じず、
「飲食店が、皿を洗う日本人アルバイトが見つからないので、安い賃金の外国人労働者に求人が殺到する」
・・という具合になってしまうでしょう。
※資本装備率(非製造業)の推移を参照(98年以降に着目)。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/shoukibodeta/image/b1_3_06.png
なんせ、「経済人」的な方々は外国人労働者について「コンビニや居酒屋を見よ!彼らがいないと日本の経済は成り立たない!彼らのおかげ!」など言ってますが、一見、外国人労働者をリスペクトしているような表現をしながら【彼ら】という言葉で低賃金労働者である事を是認してる差別主義者である事は明白です。
せっかくの需給ギャップ逆転のチャンスに、外国人労働者の大量受け入れだけは止めて欲しいものです。
追記:
磯崎智広さん
介護について問題提起をされていたので素人ながら回答したいと思います。
介護人材の不足は、まず第一にその低賃金が原因です。
介護資格を持ちながら介護職ない人材は概ね45万人。給料が相応に高く、職場環境が良好なら介護人材となる可能性が高いでしょう。
https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2015/05/pdf/016-025.pdf
問題は、政府が有りもしない財政破綻を煽って、不当に介護への支出を絞りまくっている事です。正規公務員待遇等で是正すべきです。
一方で、コメントされている生産性向上技術には、もっと投資されるべきですが、上記理由により会社が投資する余裕が無いと思います。
要すれば、人口減少によるマクロでのチャンスについて、政府は特に介護についてはチャンスを潰す方向に失政していると言う、記事とはまた異なる問題だと思います。総論としてはまったくその通りになりそう。
とはいえ、労働力が集まらずに淘汰されていく企業のうち、労働集約型で生産性が低く、社会保険方式を基盤にする医療介護福祉領域においては死活問題。
女性や高齢者の就労人口が増えていますが、その多くが非正規やこの生産性の低い医療介護福祉領域。
日本経済は新陳代謝でスリム化効率化しそうですが、その主力労働者のアキレス腱となる、医療介護福祉を利用する親世代や預ける子供を支える社会的インフラまで淘汰されると、成長すべき日本経済にブレーキがかかると思います。
生産性が向上して増えた税収が再分配されるまでのタイムラグ。それは痛みとしてやむ無しになるかどうかですね。