「100分de名著」は1人で選定 NHKプロデューサーの苦労とやりがい
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デイリースポーツの記事をpickすることになるとは。。
メディアを色眼鏡で見てはいけないということか。
自分自身文学作品を余り読まないので、いつか読まないとと思う小説が積ん読状態に。今回の10連休で「カンディード」でもと思い立ち、読み始めたら表現方法がついていけずに途中放棄。
この文学作品を時間をかけてじっくり読まなくなった現代人には、100分de名著は有り難いと共に益々読む行為が変容していく契機となっているのかも。
de(~の、~から)が示すように、名著の100分でもあり、名著から(抜き出した)100分でもあるというのは、名著de100分(名著の100分ぶん、でいいのかな?)でない以上、原著そのものでない編集行為にならざるを得ない。
そんな編集行為を行う立場のディレクターの方のインタビューは、現代人が読むという行為がどのように変わっていくのかを暗示している。
番組では毎回ゲストが朗読しているのだが、これはとても大事だと思う。翻訳書だとしてもリズムや響きといった要素は、現在最も蔑ろにされている気がしていて、不感症につながり、ロジック優先な風潮に結びついている気がしてならない。
ロジックを優先させる民族は、歴史も文化も無い隷属民だと常々思っているので、そろそろこの風潮に意義を唱える骨太なメディアが出てきませんかね。NPさん?
追記
女性アナウンサーが交代したのは、名著に後押しされて医者になるため退局したからだったんですね。
ロジックで人を操作している人達には理解できない現象が、世の中にはたくさんあるということか。伊集院さんも好きだけど、島津アナも下手に遠慮していない感じ、というか伊集院さんそっちのけで語る姿がとても良かった。
「
昨年9月に同番組の司会を務めた島津有理子さん(当時、NHKアナウンサー)が番組公式サイトで、「医師を目指して大学で勉強する」と退局を報告した。決断を後押ししたのは、番組で紹介した一冊「生きがいについて」(神谷美恵子著)だった。
」