81歳認知症父の騒動で実感した「高齢者の運転を止める」難しい実情
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注目のコメント
17歳と70歳とを比べると、おそらく17歳の方が認知機能は高いはず。
それでも、仮にどれだけ運転に自信があろうと、社会的責任を取れる資力があろうと、17歳は運転ができない。
そこに、本人の個別具体的な事情が入り込む余地はない。
これだけ悲惨な事故が続いているのだから、法律で70歳以上は運転ができないようにしていかなければならないのではないでしょうか。
車がなきゃないで、ないなりの生活はできるはず。
私のアラ古希の両親は、車なしで郊外に住んでいますが、元気に楽しく暮らしています。警察庁WEBサイトで平成30年の年齢層別免許保有者10万人当たり死亡事故件数を見ると、16~19歳が最も多くて11.43、 20歳~24歳が4.58、 70~79歳が単純平均で5.28、70~74歳は20~24歳よりむしろ低めです。85才以上になると流石に事故率は高いですが、少なくとも免許保有者当たりの事故という点で、高齢者が極端に高いという訳ではなさそうです。実際の運転者数に対する事故率という点ではどうなのか・・・ (・・?
高齢者による悲惨な事故が相次いで報道され、歩行者等本人以外を巻き込む事故も多分多いでしょうから、認知機能が衰えた高齢者による運転が問題であることは論を待ちません。しかしこの問題、血気盛んな若者の乱暴な運転による事故なども含め、もう少し数字の裏付けが欲しいように感じます。
最近の優秀なブレーキは、少なくとも歩行者、日中の自転車、障害物等に反応して停まるところまで来ているようです。自動運転に繋がることを怖れた警察と国交省の規制が無ければ、もっと搭載が進んでいた筈だという声を耳にしないでもありません。悲惨な事故を無くしつつ、問題のない高齢者の運転の権利まで奪うことのないよう、免許の扱いと技術による事故抑止の両面から対策を推し進める必要があるように感じないでもありません。今の若者も、いつかはきっと歳をとるのですから (^^;高齢男性暴走事件以降の不安に対する対処策としてとても参考になる記事です。
(引用ココから)==
認知症と判明したら、「公安委員会は、政令で定める基準に従い、その者の免許を取り消し、又は6ヵ月を超えない範囲内で期間を定めて免許の効力を停止することができる」と法で決まっていること。そして認知症を診断した医師が患者に免許があると知った時は、「診察結果を公安委員会に届けることができる」ともあることだ。(道交法 百一条の六(医師の届出))。
==(引用ココまで)
わたしの父も70代。遠くない未来に記事の著者と同じ立場に置かれるかもしれません。
そうした時「法的な強制力で免許を取り消す方法が実はある」ことはとても心強いです。