巨額のカネが闇へ…「バブルの怪人」と回収人の死闘はまだ続いていた
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バブルとその後に続くバブル崩壊で起きた経済事件を、新聞記者として、と言えば格好いいが、ネタ集めのコマの1人として嗅ぎ回っていた身には、何ともほろ苦く、甘酸っぱい記事だった。古都税問題で京都を徘徊していた時には、文中にも登場するバブル紳士の奥方から、BMWを洗っていたホースで頭から水をかけられたし、真夜中の寺の境内で、住職から「これ以上、取材を続けない方がいい」と諭されたこともある。実際、月刊誌に、ハデに書きまくっていたフリーライターは、その後
一切名前を見なくなった。一体あの時代は何だったのか? その答えの一つが、この本に隠されているのかもしれない。