[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、2016年米大統領選にロシアが介入した疑惑について捜査したモラー特別検察官の解任は指示していないとし、前週に内容が公表された捜査報告書の内容を否定した。

トランプ大統領はツイッターに「フェイク(偽)ニュースメディアで不正確な報道があったが、マクガーン元ホワイトハウス法律顧問にモラー特別検察官を解任するよう指示したことはない。モラー特別検察官を解任したければ、マクガーン氏に要請する必要はなく、自分自身の権限で解任できた」と投稿した。

マクガーン氏を巡っては、トランプ大統領による司法妨害の疑いを調べる下院司法委員会のナドラー委員長 (民主党)が22日、証言を求める召喚状を出している。