LGBTへの理解を育むメディアの力
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「旧来の価値観とのはざまで苦しんでいる人を何とかしたい」というのが自分の出発点でもあったから、とても興味のある記事。
メディアやSNSなど各種制約から離れたオープンなコミュニティ形成が、これまで価値観の再生産が行われてきた家族や地域などの物理的共同体から人間の思考をどれだけ開放できるものなのか。全国調査らしいのでぜひ地域別に数値は比較してみたい。LGBTに対する意識は、メディアの影響を強く受けているとの調査結果です。ドラマや映画・アニメなどのコンテンツにLGBTのキャラクターが出てくることがごく当たり前になり、多様性に対する理解促進のきっかけになってきたことがわかります。一方で、LGBT層がメディアにより不快な思いをした経験も少なくないようです。
LGBTと向き合うには3つのステップが必要。
❶LGBTを正しく知る。〔理解増進〕
セクシュアリティー〔性のあり方〕の構成要素は3つ。
・身体性・・・からだの性
・性同一性〔性自認〕・・・心の性
・性的指向・・・好きになる性
好きになる性は、異性に限らず多様である。
異性愛、同性愛、両性愛など人それぞれ。
こころの性とからだの性は、必ずしも同じではない。
一致する人をシスジェンダー
一致しない人をトランスジェンダー
SOGI〔Sexual Orientation & Gender Identityの頭文字をとった〕とは、あらゆる性を表す言葉
LGBTは、全人口の約8%
実は身近な存在。日本国内で1000万人。左利きの人と同程度の割合。
特別扱いではなく、正しい理解が望まれる。
❷LGBTの目を通す。〔当事者視点〕
男女二元論に縛られ過ぎない事が重要。
❸LGBTの感性を活かす。〔イノベーション創発〕
既存の価値観に縛られず、LGBTの感性を活かして新たな提供価値をつくる。トライアンドエラーを繰り返し、成功確度を高める。