新着Pick
287Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
スポーツの醍醐味の一つに「読み合い」がある。野球で守る側は、相手打者のスイング軌道、味方投手の投げるコースや球種などから守備位置を変え、バットとボールがコンタクトする直前に動き出してヒットになりそうな打球をさばいてみせる。こういうのが抜群にうまかったのが元巨人の仁志敏久さんや元ロッテの岡田幸文さん。話した印象ですが、2人とも非常にクレバーです。

一方、大リーグでは守備シフトが進む中、データ革命の先駆者であるアストロズは守備シフトの逆転をあえてつく打撃を始めている。これも「頭を使う野球」。イチローさんが残した言葉の真意は何か。それをみんなで読み解くことに価値があると思います。
膳所高のようにデータ班を持つ部活が高校でも増えてきましたね。お金はなくとも、観察と創意工夫で法則を導き出そうとするアプローチに可能性と教育的な価値を感じます。

ただ、このアプローチが高度化・機械化した結末がMLBのデータ重視の現状であり、文中でイチロー選手のコメントを引き合いに指摘している「頭を使わなくて良い野球」に繋がるという点は否めません。

要はデータ分析とプレーヤーとの明確な分離の功罪なのでしょうが、これは分業によって効率化と高度化を図る過程で生じる、あらゆる分野に共通する課題といえるでしょう。
イチロー氏(選手ではもうないというのが悲しい)の「頭を使う野球」の真意がわからないので、どういう野球が頭を使うのかはわかりませんが、この記事のいうところのデータを重視して、球が来そうなところで守りましょうというのは、イチロー氏が批判(?)している大リーグの野球に近いのではないかと感じました。
では、「頭を使う野球」とはいったい何なのでしょうか?
本記事を読んで思い出したのは、下記記事。
サイン盗みより、ノーサイン野球の方が、自分はかっこいいと思うし、将来につながるとも思う。

【富岡西、ノーサイン野球で強豪に挑む。甲子園で見せた「部活動」の魅力とは。】
https://number.bunshun.jp/articles/-/838795
面白い。膳所高校野球部が選択した弱者の守り方、日ハムのデータオリエンテッドな守備配置。データ偏重のベースボールにはない、イチローさんの言うところの「頭を使う野球」にあるのは、データ+感覚の融合なんですね。

先週の「センスメイキング」著者のインタビュー記事を一緒に読むのおすすめです。STEMの外にある世界をどう自分の言葉や思考として獲得するか?という意味で共通点のある記事。
https://newspicks.com/news/3822377
仕事でもスポーツでもなんでも頭を使うと楽しいですよね。

私は野球を専門的にしたことはありませんが、ラグビーをやっているとき、自分のポジション(9番、スクラムハーフ)はディフェンスのときにフォワード付近にいるのが普通ですが、

1)相手がキックを蹴りそうなときはウィングやフルバックが守る後方まで下がる。
2)サイドアタックを仕掛けてきそうなときはバックスラインに入る。

といった具合にセオリーを無視していました。

自分が予想していたとおりになると、シメシメ!とニンマリしたものです♪
先日の東大入学祝辞にもつながるか。環境が支えた成果「来る球がわかることで打棒を発揮した選手たちが卒業後にプロの世界に進んだ際、打席でゼロから自己判断を求められるようになると、まるで打てなくなるケースが少なからずあるのだ。」
データから仮説を構築し実行することの大切さを感じます。
スポーツこそ、ルールがあるが故にデータ分析しやすいのだから、データを活用して戦略を立て、実行することに、高校野球もプロも関係ないと思う。

「サインを盗む」ってことについての真偽はわかりませんが、
データ・ドリブンなチームば必ず仮説構築の精度が高いので、予想精度が高まりますから、結果として「サインを盗む」行為により近くなるようにも思います。

頭を使うことが、悪く見えないルール作りが必要ですね。
問題の答えを覚えるのではなく証明問題を解くこと、つまり「考える」事が重要という話だと思いました。
日本の教育が答えを合わせに行く事を重視しているので、結果的に考えない人間が増えてしまっているのではないかと感じています。
スポーツは頭を使うもの。当たり前ではあるのだが、プレーから遠ざかると忘れがちになってしまいますね。

イチローの引退会見を見ていて、引っ掛かったトピックのひとつ。続編?も楽しみにしています。