マイナス金利、当座預金の4.9%(2019年4月)
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注目のコメント
これを見れば銀行はいかにマイナス金利など支払っていないことが分かる。大手は特にそうだろう。
銀行利益の負の影響があるのは、運用収益となる長期金利と調達金利となる短期金利のスプレッドの縮小である。このイールドの縮小は長引く短期金利のゼロ金利下で長期金利の低下によってもたらされている。
長期金利の低下は、長期国債をターゲットにした量的緩和によってもたらされている。つまり、問題の根源はマイナス金利政策ではなく量的緩和政策だ。
しかし、量的緩和で利益を得る可能性のある金融機関もある。それは日銀の買いオペに応じ債券を高値で買い取ってもらえる大手銀行だ。大手銀行はマイナス金利政策に反対しているが、それはマイナス金利政策に切り替わると量的緩和は不要となり、自分達の収益源が無くなることを心配しているのではないか、と思ってしまう。