アニメ動画を違法に公開 男を逮捕 被害額は18億円以上か
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『調べに対し、「みんなに見てほしくて公開した」と供述』ということだが、これを真に受けていいものかだろうか。そのサイトに広告が表示されていたなら、金儲けが目的なのは見え見え。漫画村のような著作権無視のサイトは明らかに広告収入を得るためにやっている。どんなバカな広告主がそこに出稿しているかというと、大抵は広告主自身がいかがわしいグレー企業が多いが、たまにちゃんとした企業も出ているが、これはその企業が知らないうちに広告配信システムで出てしまったもの。このような違法サイトを潰すためには、広告主とネット広告代理店の意識改革が必要。
ちなみになぜ違法にアニメや漫画を公開してはいけないかというと、作っている人たちが生活できなくなり、良質で新しいコンテンツが作れなくなるからです。違法に後悔する奴も問題ですが、「タダで見られてラッキー」というお子ちゃまと意識低い系の奴らもそれ以上の問題です。みんなに見て欲しかったのは、そりゃ見てもらうほど儲かる仕組みが出来ていたら当然の話。持て囃されて、儲かって、次も期待されて…何かの能力に目覚めたかのような快感があったはずです。
視点を変えると、容疑者の本業が充実していればこんな事にはならなかったと推測します。日本の職場って外国人の方々にとって「あまりにも」特殊な環境であることも多いでしょうから、こういう副業の匂いのする犯罪は今後も増えていくでしょうね。クリエイターのみなさまから作品を預かってダウンロード販売させていただいている弊社にとって、こういった違法アップロードは一番の敵でして、本当にやめていただきたい。
弊社では、2014年7月からクリエイターの方からのご申請による削除要請代行と、弊社独自システムによって、違法アップロード作品の削除要請を行っておりますが、弊社で取り扱っている作品だけでも違法アップロードは相当な数です。
対策方法としては、GoogleDMCA申請と違法アップロードサイトへの削除申請をしていますが、2017年7月から2019年1月末の時点で、GoogleDMCA申請が追啓で383万件以上、違法アップロードサイトへの削除申請は累計で217万件以上になっております。
クリエイターの皆さんの著作権を守ることで、ユーザーが喜ぶ次の新作が生まれます。違法アップロードはもちろん、ダウンロードもダメです。