なぜ?東大生の“官僚離れ”
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官に若者が集まらないことがそんなに問題でしょうか。民と官との違いを一言でいえば、民は他人が欲しがるものを納得する値段で買ってもらう人。官とは他人が欲しがらないものを言い値で押し付ける人。国民の懐に余裕があった頃は、欲しくもないものを買うゆとりがあったかもしれませんが、今やそんな時代ではありません。官より民に人が集まるほうが日本のために良いのです。
注目のコメント
新卒で官僚になり5年弱で辞めた僕のもとにも、学部1,2年生、就活生、ひいては官庁内定者までかなり多くの人が相談が来ます。
言葉を選ばず言えば、「本当の」官僚志望者にとっては待遇や労働時間はそこまで大きな阻害要因ではないというか、国や社会のために働くってそういうもんだよねぐらいの認識が強い印象を受けています。
では何が核心かというと、やはり転職や副業・兼業がかなり一般化してきており、キャリア感というか、「一生かけてキャリアを築いていく」というマインドセットが広がってきたことに尽きると思います。
すごく多い質問が「官僚として働く●年間で、どういう経験やスキルが得られるのか」。その先には、国際機関(世界銀行やOECDといった)、留学・教職、政治、起業といったものが見据えられてもいます。決して辞めるベースではないものの、このご時世、世のために働きつつも自分の可能性を広げていきたいという想いが相当強いようです(これは僕が官庁訪問をしていた6年前と程度がかなり異なります。)。
したがって官庁側の打ち手としては、まさに経産省が推進しているようなに、リボルビングドア(中途退職者の再就職)や在職したままでの留学や出向(国際機関はもちろん、自治体から今はスタートアップまであります)といった機会を見せていくということになるかと思います。就活生というか学生には伝わりにくいのですが、行政官(しかも日本の)という身分は世界的にも相当に信用度が高く、なかなか得られない機会が数多くあります。が、昨今の就活マーケティングの流れの中で行政組織が外資系や総合商社並に人・金をかけて魅力をアピールできるわけもなく、かつ、公務員叩きの中ではたとえば「留学中も(職務命令に基づく派遣扱いなので)給料ほかが出る」といったことをあまり大声でも言えず。
垂れ流しになりましたが、僕は経産省でしたが、本当、誇りですし働けてよかったと心底思っています。ご関心ある方はいつでも相談ください。テクノロジー、AIが出てきたことも影響してると思います。下積み8,9年が当たり前だったのが、その年月が本当に必要なのか、と。
政治家にも官僚にも優秀な人が集まらないとなると、この国ってどうなるんでしょうか。
国家百年の計である教育領域も、教員になりたい人が減っており、社会の一部を変えれば済むという話ではないですね。1番大きな要因として、身近に話せる20代・30代のOBに楽しく働いている人が少ないからでは。自分自身も親族に公務員多い関係から大学1-2年の頃はキャリア官僚というパスが頭にあったけど、OBと会う中で楽しそうにしてる外資系戦コン・投資銀行に惹かれた