アマゾンが大進化を遂げた「3つの要因」
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「顧客をその人の宇宙の中心に置いてあげる」:ジェフ・ベゾス本人の定義によれば、顧客第1主義とは「聞く」「発明する」「パーソナライズする」の3点から構成されています。顧客の声に耳を傾け、それに応えるべく、発明とイノベーションを行う。3つ目の「パーソナライズ」の定義が絶妙で、put them at their own universe、つまり、顧客をその人の宇宙の中心に置いてあげることがパーソナライゼーションだと言っているのです。
アマゾンの競争優位の源泉は、こんなところにもあるのだと思っています。コンサルっぽい抽象的な分析の印象。思考をまとめるには有効ですが、これをもとにじゃあ今日から何をするか、と考えても多分うまくいかないかと。
そもそも、どの企業でもこの3つは経営者の意識や方針に表れていると思います。
本質は、Googleが提唱する心理的安全が組織にあることかと。
Googleとはちょっと違うと思いますが、数字とprinciplesと呼ばれる理念が全てです。
日系企業でよくある、君はまだ若いから、や派遣社員だからといった色眼鏡なく、数字の根拠が明確で理念に沿っていれば、誰が言っているか、ではなく、何を言っているかで議論が進められる環境があります。
たとえ上司の出来が悪くても、横に広げることで実行に繋げるチャンスを広げられることもありました。
だから、誰でも意見が言える。意見が言えるから考える。組織の全員が考えて意見して、そして動ける環境なら、
集合知を最大限に発揮できるので、Amazonの強みであるロジスティクスやクラウド事業を生み出すことができたと思います。
なんでも言ってくれと言いながら、都合の悪いことは聞こえないふりをする、できない理由から並べ始めるような企業は真似できないです。