【実例】霞が関、大企業、大学。異業種大コラボ時代が来た
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先週の月曜日から日曜日まで配信させて頂きました「フューチャースキル」特集、第二弾を本日と明日、公開します。
今日の記事は、霞が関、大学、大企業、スタートアップなど、「垣根を超えた」人材間交流がこれだけ進んできた、という実例です。
なかでもビックリした取り組みは「霞ヶ関初」だという、「週イチ官僚」を募集した経産省の取り組みです。2人の枠に1338人が殺到したというから凄い。政策立案に携わりたい、複業にチャレンジして知見を広めたいというニーズが多いことの証明です。
また、地元企業の「社長の右腕」として有給で試験的に働いてもらいながら、大学で客員研究員として学ぶという取り組みをはじめた信州大学のケースもユニークです。
3つ目の、大企業社員をベンチャーに「レンタル移籍」させるサービスを提供するローンディールがはじめたばかりのメンター制度。そしてボランティア・メンター同士のコミュニティ構想も意義深い。
私の個人的なメンターは、「自分と価値観が異なる人との対話がもっとも学びになる」と教えてくれましたが、こうした異業種コラボの例を見ると、その通りだなぁと感じます。是非お読みください!変化を感じられる記事ですね。組織間の壁が低くなっている。
週イチ公務員は、現状物珍しさもあり待遇よりスポットでの貢献に注目を浴びているよう。旧システムの運用に埋もれさせず、せめて存分に力を発揮できる環境だけは担保し、スポット公務員の効果検証をしてほしいです。
経産省はここ数年の成長戦略系の取組、原発輸出、JDIが頓挫した話やJICのゴタゴタあり。ポジティブな変化や結果のニュースが望まれます。
ナワバリ争いでなく、組織の壁を超え上手く知恵を使い合う。将来から振り返ると、平成の最後は、複業、越境人材、多拠点居住など、働き方、くらし方の多様化が一気に進んだ時期になるように思う。
個人的に応援したいのは「脱藩官僚」が「出戻れる」ようになること。阻んでいるのは、制度ではなく感情。成功例を積み重ねて、流れを変えていくしかない。