三菱UFJ、20年春の新卒採用45%減へ
日本経済新聞
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長期雇用を前提とする人事政策の基本は、採用にあります。
銀行をはじめとする日本企業は、金融危機時(97~03年)に採用を大幅削減し、その10年後に中堅社員の空洞化を招きました。
今年度はどの銀行も新卒採用を絞り込んでいますが、それはRPAをはじめとする事業構造改革を見据えてだとは思いますが、人こそ組織力です。
現下の採用方針が、持続可能性ある人事政策の一環であればよいのですが。45%減とは、前が「採りすぎ」だったのでしょうね。現在採用数を絞ることには違和感が無い。通して見て、失敗の人事政策であり経営だと感じます。
銀行は、多数を採ることよりも、既存の行員をもっと大切により長く使うことが望ましいと思います。50歳で出向では、人使いとして勿体ないし、半沢直樹でなくても怒るでしょう。キャッシュレス→店舗レス→行員レスの流れですから、驚くに値しません。従来とは異なるビジネスモデルに移行する中では、従来より採用人員が減っても従来以上に優秀な人材が必要となります。昨今の銀行不人気中でいかに優秀な人材を確保するのか、ベア上乗せ程度では到底無理な話であり、若者たちに響く具体的なビジネスビジョンの提示が不可欠になるのではないでしょうか。