中国の社会信用システムの真実 前編 ~「信用スコア」構築の歴史~
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寄稿しました。
中国の社会信用システムの真実 前編 ~「信用スコア」構築の歴史~ | DG Lab Haus https://media.dglab.com/2019/03/30-sesamecredit-01/
中国の社会信用システムの真実 後編~「失信被執行人」リストとは何か~ | DG Lab Haus https://media.dglab.com/2019/03/30-sesamecredit-02/
中国の社会信用システムについて、政策意図、成り立ち、運用について取り上げました。少なくとも日本語ではもっとも詳しい記事だと自負しています。中国の監視社会化、ディストピア先進国っぷり、あるいはデジタル・レーニン主義についての論考を最近よく見かけますが、中国の資料を渉猟した記事はほぼ皆無です。どう評価するかは各人の考えがあるでしょうが、まずは事実をしっかりと明らかにすることが大事なはずです。
結構気合いを入れて調べたので、前後編でもいい尽くせていないのですが、残りは本に書きたいと思います。信用スコアのセサミクレジットの点数がある一定高いと、街中の充電器貸しサービスのデポジットがタダになったり、シンガポールのビザの免除になったりと、至り着くせりなので、中国に来てからはわたしも、早速開通させました。
文中にあるように、「中国では信用が低い人が鉄道、飛行機に乗れないように制限されている」というのは拡張された誤解ではありますが、後々に、それに近い「中国では信用が低い人が鉄道、飛行機の予約手続きが煩雑になる」といった風に推移していくでしょう。勉強になります。面白かった。
前半読んで、あーこんな感じかーと。
引用
芝麻信用はユーザーによる申込み型のサービスなので、申込みをして加入しなければスコアは計算されない。
後半の面白みは『加点法』から『減点法』まで
あった所に、ハッとしました。
『減点法』って好きでは無いが、この場合は
ありかも。と感じてしまった。