新入社員が入社2年未満で退職する理由とは?
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台湾で会社経営7年目です。台湾は転職に対してとてもポジティブなので、優秀な人は若いうちからバンバン転職します。また、プライベートを重視するので、勤務環境が芳しくないと、すぐ辞めます。特に春節前、年に1度のボーナスが支給されると、サッサと辞める、という人も少なくありません。私も毎年秋あたりから、社内に士気の下がっている社員はいないか?戦々恐々とすると共に、転職検討中の逸材をリクルートすべく奔走します。幸い今年は春節明けに誰も退職しなかったので、しばし安堵しております....。
注目のコメント
私はフィリピンのセブ島で会社をしているので、新入社員に長く居てもらうのがとても大変です。
日本から近く、英語が公用語なので初めての海外就職と言う人が多く来ます。
セブ島でキャリアを積んで次の国に出ていく、セブはGateway to the worldになっているからです。
毎年セブ島留学に3万人もの日本人が来るのでそのまま働く人も多いですが、長く居ないというのが前提になっています。
海外で起業していると、定年まで海外にいたいと思っている新入社員が少ないので、社内体制への不満どうこうより根本的に大変です。「働きやすさ」って何だ?
2年未満で転職経験が64%は高いですね。この人たちの現在を知りたい。転職先で、満足した環境で働けているのだろうか?
退職理由で一番多い社内体制。変なルールがあったり、業務効率が悪いということ。まあ、どこの会社にもありそうな話。完璧な会社なんてありませんから。
ポイントは、会社が思考停止で業務改善に取り組まないと、せっかく採用した社員が辞めてしまうということ。
そして、社員は安易に退職を繰り返していると、その履歴が再就職の障害になり、どんどん理想から遠ざかってしまうということ。20代から30代の「3分の2が2年以内に退職」の経験をしている。
というと「え?!」と、ちょっとショッキングだけど、
「20代、30代の労働市場は流動性が高い」と言い換えることもできる。
とはいえ、そうなると収入の低下もまた否めない。
(ただ、20代、30代の収入の低下などは大したインパクトではないのかもしれない)
内閣府の調査によると、
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je18/h02-03.html
雇用の流動性と企業の業績は正の関係にあるそうだ。この調査報告書を信用できるのかどうかはさておき、
企業にとっても労働者にとっても「マッチング」が上手くいかないことが前提で、解雇も転職もしやすくなって、となれば、新卒市場でいわゆる「優秀」層を取れなくとも、あとで転職時にとれてマッチング成立するということにもなるし、労働者にとっては転職で天職に出会うチャンスもできるということ。