ぼくらのマインドを、スマートフォンによる「乗っ取り」から解放せよ──トリスタン・ハリスからの提言
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注目のコメント
乗っ取りは言い過ぎなのではという気もしますが、中身を読むと確かに、という話。
スマホのスクリーンにいかに釘付けにさせて広告を見せるかという生態系が出来上がっているので、事業者の性善説に頼るのも難しい。
例えばAppleは児童のスマホ依存対策を求められスクリーンレポート機能を付けましたが、「対策してます」という免罪符にすぎず付け焼き刃な気もします。しばらくは個人がなるべくスマホ画面から離れるように気をつけるしかないのかなぁと。
ちょっと違う話ですが、海外でわりとどこでもネットが使えるようになったので、海外にいても日本と同じ過ごし方をしてしまうなぁと思うことがあります。
Googleマップがあるので道に迷う心配は減ったし、Uberのおかげで交通機関にも困らない。
でもひと昔前の、地球の歩き方とにらめっこしながら歩きわまったりどこに行こうか考えたり、その日の宿を自分の足で探したり、といったアドベンチャー感が懐かしくなることはあります。先週キューバに行っていのですが、wifi環境はほぼ皆無、英語も殆ど通じない、天気は最高、ビーチも街も綺麗、食事もおいしい、ということで完全に浄化されて帰ってきました。昨晩から東京ですが、心身がものすごく軽いです。スマートフォンはもちろん、ガジェット類、ひいては他人とのコミュニケーションを遮断することの効用を身を以て感じています。
官僚を辞めて自分の名前でも仕事を受けるようになって、時間コスト意識が相当高まっていたからこそ、デジタルデトックスを超えた自己変容の機会を意識的に設定していきたいなぁと思い至ってます。キューバはなかなか行きにくいので、携帯を置いて国内の離島などでも。多分その通りだと思うのですが、見たいものを探すのは思うよりも難しいし、時間も掛かる。
見たものだけを見る、ユーザーが全てを指定するというのも、マインドコントロールされている感じがします。偏った見方をしてしまう。
必要悪という言い方が正しいかは分かりませんが、レコメンドと上手く付き合う事が出来れば、ベストなのかなと思います。