「神様が来て全てを壊した」 繰り返される仕様変更、本当にあったAIプロジェクトの怖い話
コメント
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記事にしていただいてありがとうございます。
SIX2019の発表にて、若干「ゆるく」まとめてあるもので、お見苦しいところがあればすみません...
この記事では触れていませんが、核心は「AIを組み込んだ形のシステム開発のしくじり3テーマ」として
1. 導入効果を考えずにPJを進める
2. (システム導入がハードルで)PoCで止まってしまう
3. 複雑な関係者
の説明でした。
記事には書かれてませんが、AI企業なら誰もがやったことのある「しくじり」から「プラットフォームとしてのAIシステム」の
1. 簡便性
2. 既存システムへの拡張性
3. 大規模データ・クエリに対しての冗長性
を担保したシステム開発の重要性を説明した会だったのでした。
私たち自身、このプロジェクトで関係者の方々から支えていただき(特に情シスの方々...)現在も前に進めています。ベンチャーとして、身の丈より大きい仕事を任せていただいたクライアント様に、本当に、感謝。
それにしても、いろんな記事にしていただくのが個人的に慣れてなくて、正直焦りました...笑
NPの方々はコメントが優しくて、ありがたいです。笑
追記:
・このクライアント様とは非常に良好な関係でして、現在も引き続き様々なチャレンジをさせていただいております。
・誰が悪いわけではなく、「キラキラした」AIを現場に使ってもらうためには「キラキラ」した面ではなく、「泥臭さ」がほとんどなんですよ、と。
・メテオフォールはhttp://eiki.hatenablog.jp/entry/meteo_fall から引用させていただきました。界隈では当初から有名な記事。
注目のコメント
コレは経験少ない弱小ベンダーさんだと辛いかも。
仕様書無いなら受けません。仕様書書けないなら準委任契約で手伝うので、仕様書完成次第で正式に請負契約にしましょう。
ってやるべきだけど、なかなか出来ないですよね。
最初はちょっとした変更っぽいから受けてたけど、途中から話が違う、みたいな。
契約書で縛って、ひっくり返しが沢山出てきたら弁護士に相談、位じゃないと回避できないでしょうね。現場担当者がヘボいからメテオフォールがそのままベンタに降りかかる。
自分が今現場担当者でメテオフォールされたんだが、どうせメテオの半分以上は現場を理解してないくだらない内容だったり、あったらいいなレベルのもの。
とりあえずメテオを半分に砕いて打ち返し、残りの半分は既存の要件との優先順位を比較して調整する。
はみ出した分は仕方ないので納期を伸ばすか、費用を追加するよう上司と交渉。
そこで現場担当者がヘボいと交渉決裂するけど、自分の場合は開発を取り仕切れる人間が担当内に自分しかいなかったので、無理なら案件降りますで通した。メテオフォール経験者です。
一発目は要件定義と仕様がどんどん変わっていって、理解不足で完璧主義な顧客現場担当と、見切りをつけられたSIベンダーに挟まれて、当初の1/4程度の完成度で挫折(ベンダー撤退、現場担当はポア)。
二発目は正確にはメテオフォールでは無くSIベンダーがヤクザで、かつミスしまくりを当社に押し付け。
顧客はミス再発防止のために要件定義を細かくしまくり、ヤクザSIがさらに当社に押し付け/過大請求。
結論としては仕様書を策定段階できっちり捉えて、リスク洗い出しと対策と顧客との太いパイプ、に限ります