[ロンドン 19日 ロイター] - 英国のバークレイ欧州連合(EU)離脱担当相は19日、メイ首相の離脱協定案が週内に英議会で採決にかけられることはおそらくなく、短期間の離脱延期が必要になるとの見方を示した。

同相はスカイに対し「下院議長の見解が(採決の)バーを引き上げたと思う。採決が週内に行われる可能性は低くなったのではないか」と指摘。「同じ動議を提出することは可能だが、状況が変わった」とした。

英下院のバーコウ議長は18日、議会で2回にわたり否決されたEU離脱(ブレグジット)協定案を再採決することはできないとの見解を示した。