【3分図解】すべてを呑み込んで爆誕した中国の巨大市場と進化した生活者
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注目のコメント
非常に面白いコンテンツですが、中国を知らない人にありがちな見方ですね。もちろんコンテンツ的には楽しいし、反中国のフェークニュースよりはいいと思いますが、「すべてを呑み込んで」と「爆誕」というのが、間違えています。そもそも中国の場合、オフラインで成長し続けるはずだったところが、コストの安価なオンラインに代替されただけのことで、「呑み込んだ」わけではありません。固定電話網を広げるよりはスマホが、リアルのチェーン店舗網を広げるよりは淘宝店舗の方が、簡単かつ安価だったのです。
中国の成長の本質は、戦後の日本や韓国のそれとほぼほぼ同じ。着実に伸びてきただけです。唯一すごいのは、都市化人口の規模です。農村からの人口流入はいまだに終わらず、成長も長期に渡って続いています。しかし、先行した人々の収入増は、実は数年前から横ばいになっていて、むしろ後発の人々が加わっていることに注目すべきです。だからこそ近年台頭してきた拼多多などは、消費のダウングレードと呼ばれていますが、地方都市の新興ネット民を相手に、安売りでのしあがりました。要は、本稿を読んでも、日本企業として明日から何をすればいいかがさっぱり分からないはずなので、ぜひ等身大の中国にしっかり目を向けてほしいと思います。BAT(バイドゥ・アリババ・テンセント)の一角であり、中国の検索サービスの最王手の百度(バイドゥ)と博報堂が組んで、中国の巨大市場を分析する取り組みを、インフォグラフィックで表現しました。
中国では都市部だけでなく地方も含めて、モバイルサービスと決済が普及しています。その激しい変化の中でおこった中国生活者のアクティヴな進化に、日本のビジネスも呼応せざるを得ないのではないでしょうか。
追記:いやはや皆様からご指摘ありがとうございます。いち製作者として他力本願でお恥ずかしいのですが、識者のみなさまのコメントもぜひ併せてご覧になってください。
ふるまいよしこさん、ご指摘ありがとうございます。ゲンロン読者として、「ねおなお中国」愛読しておりました。試験に出るやつ直しました!多くの代理店は越境ECが盛り上がっていると煽りますが、実際にはほとんどのメーカーは赤字です。
中国のEC規模を強調する会社が多いですが、実際に個別具体的に利益化している事例を提示する代理店はほぼ皆無です。 提示しないのではなく出来ないのです。 どこも成功していないから。
もともと中国でも有名で爆買い対象の商品を越境ECに流し込んで成功というのも違います。 一過性ですし。
たまにメーカー単体の売上が強調されることはありますが、10億円の売上をつくるために20億円の広告費を使っているなんてこともあります。
つまり、越境ECを煽られたとしても、中国ECの規模で判断するのではなく、具体的な成功事例を探した方が良いです。