【実践】思考をアップデートさせる、デッサンに必要な4つの視点
2019/4/4
うまい絵を描く4つのポイント
──今回は、絵を描く(デッサン)の技術を通して、発想の転換を促す方法を紹介してもらいます。増村さんが主宰する講座では、アートはまったく素人の人に、どのようなワークによってデッサンの技法を伝授しているのですか?
増村 基礎デッサンをするうえで必要な知覚要素を挙げると、以下のように4つあります。
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今回は絵を描く実践ノウハウを紹介してもらいました。うまく見える絵を描くポイントは陰影の捉え方とエッジがポイントです。趣味としてデッサンを始めたいと言う人にもオススメの内容です。
専門書でデッサンを学びたいと言うなら、「シャルル・バルグのドローイングコース」がいいそうです。
増村さん所有のサルバドール・ダリの原画も見ものです。
「西洋デッサンは、鉛筆で影の部分を描き、消しゴムで光の部分を描くというのが基本」これは知らなかった。
対して日本を代表する浮世絵はエッジを線で描く。これにゴッホは感銘し「日本人は天才だ、世の中に存在しない線を使って絵を描いている。私は日本人になりたい」といったとか。日本人のものを見る目、描き方はユニークなのですね。
しかし、光と影で陰影を捉えられるようになると、描画もうまくなるそうです。特に影をつけると立体的になり、上手く見える。なるほど。今日は影を観察してみるとしよう。
デザイナーの山中俊治さんに教わったのは
ドローイング前の準備運動として
紙を埋め尽くすくらいに楕円を描くこと
楕円を美しくかけるようになると
遠近感と視点(角度)のコントロールと構造的理解のための補助線が正確に落とし込めるようになるからだそうです。
「山中俊治 楕円」でググると、美しい立体感を持った楕円のスケッチが出てきます。必見です。
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