月基地、日本は居住棟を開発 NASAが国際分担案
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注目のコメント
こちら、今日のNASA長官の演説で発表されていましたが、もとはISSを共同運用するNASA・JAXA・ESA・ロスコスモス・カナダ宇宙庁によるMCB(多国間調整委員会?)が3/5に発表した共同声明ですね。
Gatewayは月面探査とその後の深宇宙探査をサポートするNASA主導のプラットフォームで、月のラグランジュ点L2周りのハロー軌道に設置予定です。太陽電気推進を用いてステーションキーピングや必要に応じて月軌道間の移動も行います。すでにカナダは正式なパートナーとして決定しており、ISSのときと同様にロボットアームを担当する模様。
各機関の分担案を記した図はこちら:
https://www.nasa.gov/sites/default/files/thumbnails/image/gateway_configuration_concept_5march2019_final.jpg
▼追記▼
風戸さん>おっしゃるとおり、最近の中国の存在感は目を見張るものがありますね。もともと中国は単独で有人月探査を計画してますし、NASAは現行法では中国との二国間協力が禁止されています。中国はアメリカより先に極域の資源を狙っていると思われます。最近の勢いを考えると、先に月面に到達するのは中国かもしれないと思わせますが、今回のNASAの計画は、アポロのようにいかに早く旗と足跡を残すかではなく、いかにサステナブルに拠点を築くかですね。
田添さん>ご紹介ありがとうございます笑。記事が詳しすぎて怖いくらいです笑。お。マニア的にロシアのMulti purpose moduleがアツイ!単なるドッキングポートなのですが、ロシアの宇宙ステーションは伝統的にこの5面にポートがついた先端部があって、ここに次々とモジュールを連結させてステーションを逐次拡張する仕組みでした。それがミールやISSロシア側の三次元的ゴテゴテ感につながっているわけです。つまりそのロシア的設計思想がこのステーションにも引き継がれている。ここからゴテゴテ感満載のロシア式拡張が可能なわけです!