■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 111.27/29 1.1246/50 125.16/20

NY午後5時 111.15/18 1.1238/43 124.86/90

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の111円前半。一時111円台を割り込む場面もあったが、アジア株の下げ渋りを背景に、底堅いとなった。英ポンドは下げが目立った。

ドルは午前にいったん110.88円まで下落したものの、すぐ111円台へ値を戻した。一時マイナス圏へ下落した中国や日本の株価が上昇へ転じたことで、円を買い上がる動きが限られたという。

<株式市場>

日経平均 21125.09円 (99.53円高)

安値─高値   20938.00円─21145.94円

東証出来高 10億4596万株

東証売買代金 1兆8418億円

東京株式市場で日経平均は5日ぶり反発。8日に大幅安となった反動で買い戻しが先行した。世界景気の減速懸念が根強く、一時は下げに転じ2万1000円を割り込む場面もあったが、上海株の上昇が支えとなり、プラス圏に切り返した。後場は高値圏で一進一退となった。今晩発表の米小売売上高を見極めたい向きが多いことや、ブレグジット(英国の欧州連合離脱)を巡る不透明感も上値追いを慎重にさせた。

東証1部の騰落数は、値上がり1335銘柄に対し、値下がりが730銘柄、変わらずが69銘柄だった。

<短期金融市場> 17時54分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.024%

ユーロ円金先(19年3月限) 99.965 (変わらず)

安値─高値 99.965─99.970

3カ月物TB -0.135 (-0.015)

安値─高値 -0.125─-0.135

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.024%になった。積み期終盤に差し掛かる中、レポレートの高止まりを背景に調達主体の一部がコールに流れ、堅調に推移した。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

<円債市場> 

国債先物・19年3月限 152.78 (-0.01)

安値─高値 152.75─152.81

10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.040% (変わらず)

安値─高値 -0.035─-0.040%

国債先物中心限月3月限は前営業日比1銭安の152円78銭となり、小反落で取引を終えた。米2月雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を大きく下回ったが、失業率が低下し時間当たり賃金の伸びは加速。前週末の米債は買われたものの伸び悩み、東京市場では特段の材料とはならなかった。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高いマイナス0.035%に上昇した。

国債先物3月限は13日に取引最終日を迎えることもあり、限月交代に向けた持ち高調整が主体となった。現物市場は閑散。新発の2年債、5年債、40年債は出合いなし。新発10年債利回りは上昇したが、20年債利回りは横ばいの0.395%。超長期の一角は底堅く推移した。

<スワップ市場> 18時06分現在の気配

2年物 0.02─-0.07

3年物 0.01─-0.08

4年物 0.01─-0.08

5年物 0.03─-0.06

7年物 0.08─-0.01

10年物 0.19─0.09