日立化成を売却検討 日立製作所、3000億円超
SankeiBiz
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いくら日立御三家の一角とはいえ、日立化成グループだけで社員数22000人、売上6600億円を超える規模。東証一部上場から50年弱経、社長をはじめとする取締役の多くも日立化成の生え抜きとくれば、社員に日立製作所の子会社という意識もあまりないだろう。研究開発も自社で完結しており、もはや日立製作所におんぶに抱っこでもない。
唯一、売却後は日立ブランドが使えなくなるが、B2Bが主軸の同社にとっては大きな問題にはならないのかもしれない。
日立製作所にしても日立化成とのシナジーはさほど望めず、また検査不正問題を起こした日立化成を切り離すことでグループ内にも示しがつく。既定路線だろう。
2017年度の有価証券報告書:
http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/ir/jar1/2017_4q/00.pdf日立自体は否定しているようですが、
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120190311488352.pdf
日立は最近は火力、空調、物流、金融、口機、日立国際などを切り出す一方、
パワーグリッドと鉄道関連の買収を実施しています。日立化成は基本的に電子材料系で最近の日立の注力分野であるインフラとデジタル関連とは距離があることは否めませんのでありうる話と感じました。
日立はその代り金をどう使うか、化成は今よりも収益性を高めるようなシナジーのある買い手が誰なのかに注目したいと思います。