いくら「欲望」を追っても満たされない残念な理由 - 父が娘に語る経済の話
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世を照らせ 無限月読
社会学者の故ジムクント・バウマンは流動性の高まった現代社会を「液体」になぞらえた。
資本主義という経済主体の行動の自由化は、物質が原子間の結合から解き放たれていく様に似たところがある。
熱を与えられ個々の原子の振動エネルギーが高まる(温度が上がる)と、固体から液体、そして最終的には相互作用のみで完全に解き放たれた気体に到達する。
化石燃料の消費という莫大なエネルギーが注ぎ込まれた人間社会も、個々の活動が激しくなると共に、液体、気体へと変化し、そしてその分布(マネーストック)はボルツマン分布という格差の大きな指数分布となる。マネーフローの分布はべき状分布になる。
しらんけど