リニア新幹線名古屋駅の工事公開 地下30メートルで難作業
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「2020五輪」「2025万博」のおかげで「2027リニア」も、もう直ぐそこのような気がしてきますが、国鉄がリニアの研究を始めたのは新幹線開通後間もない1968年でした。50年越しでようやく都心部の建築・建設が動き出したわけです。名駅近辺では隕石でも落ちたんじゃないか・ってくらい大きな立坑(将来の非常口)が姿を表しています。中でも名古屋法務局からの眺めは圧巻。
地下30mの掘削も2000m級の山岳トンネルも、掘削機・コンクリート・ボルトという土木施工三種の神器を手にした今では、都心の景観や生活への影響が少ないため施工は文字通り水面下で行われるようになりました。
中が見えないように、物が当たらないように、安全安心で施工されることになった分、建築建設が生活と隔離されるようになってしまったのは皮肉なものですが、ふと見上げてみたり、見下ろしてみると、そこではリアルでアクロバティックな現場の世界が広がっているはずです。