この連載について
人々の価値観が多様化し、複雑化する現代社会。教育改革実践家の藤原和博氏は、そんな時代に「希少性のある人材=稼げる人材」になるためには、「3つの分野で100分の1の希少性を獲得し、その掛け合わせで100万分の1の存在を目指すことが大事」と語る。
とはいえ「具体的にどうキャリアを掛け算すればいいかわからない」という人も多いかもしれない。
NewsPicksは藤原和博氏とコラボし「ミリオンズ」という連載を開始。本連載では、編集部が「100万人に1人の人材( The Millionth/ミリオンズ)」だと評価した人物を、ジャーナリストの磯山友幸氏、ライターの川内イオ氏が取材。彼らはどのようにして「100万人に1人の人材」になったのかー。
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平成における、丸の内の改革を描いたNHKの平成史も面白かったです。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190406_2
自分の初期値を育む最初の仕事でこそ、量が質にに転化するまでやり切ることが重要。それを高速回転させるには、素直さと直向きさが大事。
個性やオリジナリティ、オートノミーはその後。
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20代の最初のステップでしつこく試行錯誤することを省いてしまうと軸足が定まらなくなる。コミュニティをつくりこむ仕事には、関係者との膨大な交渉や役所への申請業務、ちょっとした行き違いも利害が相反する局面もあっただろう。
そうした面倒なことを厭わない「手数の多さ」が水代さんの基礎を作った。
彼のような人がいるおかげで、大手町の会社にたまに休日出勤した時、丸の内までぶらっと散歩する楽しみができた。
水代さんのこれまでについて読めて、嬉しい。
店の成功パターンを聞かれた水代さんの回答は、事業そのものについても当てはまる話。
「成功するかどうかは条件によって様々です。しかし、失敗パターンというのならあります」
企画やマーケティングが強い人もたくさんいる。
でも、その2つを繋いで新しい価値を創造できる人は少ない。
掛け算の魅力はここにあるように思う。
ディレクションはプロ同士を繋ぎながら新しい価値創造ができることだと考えていて、その能力は掛け算なしでは生まれないと思っています。
丸の内のHapp.やワテラス、常々とても感じのいい場所だと思っていたら仕掛け人が同じ方だったとは。
どちらも、〇〇プロデュース、俺の〇〇などと独自のカラーを押し付けることなく
その場所によくいる人たちの心地よさを最優先にしている感じが好きで、
その街に行くと足が向きます。
ご自身の経験から生み出されたメソッドが都心でも地方でも通用するのが面白い。
「失敗する場には共通点がある」
「場づくりの基本は掃除」
勉強になります。
掃除は、個々のモチベーションとホスピタリティを計る日常的な指標として使えそう。