スプリント、米9都市で5Gサービス始動へ-まず4都市で5月開始
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注目のコメント
米国は3Gも4Gも各キャリア遅めでしたので、珍しい動きですね。
3Gも4Gも世界で一番手はNTTドコモ。(4Gは一番手集団、単独ではテリアソネラ社)
サービス開始が早いからといっても、初期はエリアの観点からも端末の観点からも未熟なのであまり大きな意味はなしていないですね。過去のドコモも大きなアドバンテージがあったとは思えなかった。
そういう意味でも別にサービス開始の早さを競うことは別に大したことではありません。
新方式開始からのエリアの展開速度、そして端末の「こなれ感」や買い替え普及の充実からが新しいサービス競争の本格化です。
ちなみに、今年開始する5GはあくまでRelease15のもの。5Gのうちの高速大容量、低遅延(一部)で、4Gとあまり使われ方は変わりません。
いわゆるIoT向けや自動運転向けとされている同時多接続や超低遅延の仕様はRelease16で仕様策定完了が2019年末、サービス開始が2021年頃で、このタイミングでようやく5Gらしくなります。実は、ここ30年、光ファイバ、モバイルなど米国がインフラで先行する事例はほとんどなかった。スプリントが5Gで業績回復し浮上するという戦略はあるにしても、自動運転など覇権争い的なところもあり、政府の意向もあるのでは。
米国では、日本みたいな全国同一サービスという前提もないため、主要都市だけ先行する可能性もあり。
また、中国プレイヤー以外での接続テストという面もあるのではないかと思われます。2G→3G、3G→4Gも変化はあったけど、5GはIoTとも繋がってライフスタイル全体へ影響が出るので、大容量/低遅延/スライシングが威力を発揮することが期待されます。Sprintは特に注力してしていたはず。