【1分解説】バルミューダの売上3割を「あの国」が占める理由

2019/2/21
バルミューダと聞いて何を思い浮かべるだろうか。
世界一おいしいトーストが焼けると大人気の「BALMUDA The Toaster」を思い浮かべる人もいれば、自然界の風を生み出すという高級扇風機を挙げる人もいるかもしれない。いずれにせよ、今をときめく高級家電メーカーであることは間違いない。
だが、そんなバルミューダが、韓国で「バカ売れ」していると知る人は少ないだろう。
バルミューダは高級扇風機「GreenFan」発売後の9年で売上高が約1850倍になったと公言しているが、なんとその売り上げの約30%を占めるのが韓国なのだ。さらに今月は、新製品の発表会を日本ではなく韓国で行ったほどだ。
何故、バルミューダは韓国でヒットしたのか。それを解明すべく、韓国はソウルに飛んだ。

誰も知らない「第3の売れ筋」

「我々にとって重要なマーケットなので先行して発表会を開催した」