[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が発表した2018年12月のユーロ圏の経常収支(調整後)は160億ユーロの黒字で、黒字幅は11月の230億ユーロから縮小し、2年ぶりの低水準となった。

欧州の輸出はここ数カ月、世界的な貿易摩擦の深刻化や中国経済の減速によって打撃を受け、ユーロ圏の貿易黒字は予想外の急ピッチで縮小している。

2018年年間の経常黒字は域内総生産(GDP)比で3.0%で、2017年11─18年11月の3.2%から低下した。

ECBは、今年の経常黒字の対GDP比率が2.7%に低下し、2021年にはさらに2.5%に低下すると予想している。

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