[フランクフルト 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の「単一監督メカニズム」(SSM)銀行監督委員会トップのアンドレア・エンリア氏は18日、英国内のユーロ圏の銀行は3月までに英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に備えなければならないとの見方を示した。

エンリア氏は「英国で事業を展開しているユーロ圏の銀行に関して、現在の焦点はリスク管理と取引能力、そして英国支店の今後の活動だ」と指摘。「欧州中央銀行(ECB)は、銀行が今年3月までにくすぶっている懸念に対処することを期待している」と述べた。

またロンドンを拠点とする銀行のユーロ圏への移転に関する承認手続きの大部分はすでに完了したか、数週間以内に完了する見通しとした。