引きこもりの高齢化が介護の妨げに？深刻な「8050問題」とは

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注目のコメント

• 金山 峰之

  千葉県介護福祉士会 介護福祉士 社会福祉士

  ・2019年02月14日

  特に在宅における介護は高齢者本人の介護状態だけが課題なのではなく、世帯全体、更には別居している家族や近隣の地域を含む多様な課題が入り乱れていることがあります。「8050問題」で言うならば、同居の50代の子供自身が福祉支援の対象者。
  他に児童虐待を例に取れば、親が悪いという短絡的な話では済まず、親の生育環境、貧困連鎖など多様な課題が複雑に絡み合った結果として表出したもの。
  介護も、その絡み合った課題を解きほぐしていく行為はかなり専門的で複雑な支援が必要になる。単に“人手”だけでは解決しない問題だと言うことが社会的に認知される必要があります。