[東京 5日 ロイター] - キリンホールディングス<2503.T>は5日、協和発酵バイオの株式95%を取得することを決議したと発表した。取得額は約1280億円。
協和発酵バイオはキリンHDが発行済み株式総数の50.1%を保有する協和発酵キリン<4151.T> の完全子会社。
[東京 5日 ロイター] - キリンホールディングス<2503.T>は5日、協和発酵バイオの株式95%を取得することを決議したと発表した。取得額は約1280億円。
協和発酵バイオはキリンHDが発行済み株式総数の50.1%を保有する協和発酵キリン<4151.T> の完全子会社。
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キリンHDは協和発酵キリンの50.1%の株式を保有し連結しています。そしてキリンHDの連結子会社である協和発酵キリンの100%子会社(つまりキリンHDにとって孫会社)である協和発酵バイオの株式95%を1280億円で買い取ることになりました(協和発酵バイオ社の2018年12月期の財務係数は総資産1308億円、売上収益782億円、コア営業利益81億円)。本件後、協和発酵キリンは医薬品事業に特化することになります。
https://www.kyowa-kirin.co.jp/news_releases/2019/pdf/20190205_01.pdf
ちなみに、明日朝、協和発酵キリンは自社株買い270億円(発行済株式の1.95%相当)を予定していますが、売主が気になるところ。さらに同社は代表取締役の異動、早期退職者の募集、経営体制の刷新などを発表しており、大きく経営が変わろうとしているようです。キリンHDの親会社としての姿勢も含めてもう少し背景情報を知りたいところです。
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