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証券業界におけるガリバー野村の凋落については、記事内で紹介されている野村證券幹部の「伝統的なビジネスモデルが転換点にきている」というコメントが全てであるように思います。
ただ、では何故この「伝統的なビジネスモデルの転換」に野村證券は対応できず、SBI証券や楽天証券が対応できているのか。企業経営という観点では、経営者のひとりとして私はそちらに強く興味を持ちますし、それは証券会社や金融業界のみに留まらず、全ての業界や企業に普遍的な問題であるように感じます。
ひとつの仮説として思うのは、言い古されていることですが、やはり既存事業とのカニバリを懸念するあまりに打ち手が限定され、かつ後手後手にまわったということだと思います。
野村證券グループには非常に優秀な人材が集まっていますし、既存ビジネスモデルの限界等は他の誰よりも早くに気付き、精緻な分析を行っていたことは間違いありません。でも、何も効果的な布石は打てなかった。
国内での個人対面営業での販売手数料収入という既存事業が大黒柱として大きすぎるがゆえに、その事業価値を少しでも損なうような新規事業や施策はできなかったということが最も大きいように思います。
これは野村證券のみの問題ではなく、全ての大企業に共通する悩みであり、一方で資金・組織力に乏しいスタートアップ企業が大企業に対して持ち得る最大の競争力だと改めて感じます。
何がすごいって、マネー欄なのに、広告大スポンサーになりかねない同社を批評とは…ある意味、証券業界のどこに向けて広告をとりにいくべかの構図が変化していることを物語っているのかな。。
個人投資に関して言えば、営業が介在すると「人的リスク」が高くなる。SBIはセルフなので、それがない。

人的リスクを嫌う人が増えていることが業績に現れています。
80代の私の家族ですらネット証券を使っているくらいですから。
証券の店舗ベースのリテールビジネスも、銀行店舗と同じ速度で消えていくことでしょう。
まあ当然の帰結。
野村證券にとどまらず、
人と店舗をたくさん抱え
高齢者に張り付く旧来型
証券会社の賞味期限は切れつつ
ある。
銀行から証券へ、金融システムの
プレーヤーはどんどん変わって行く。
新しい顧客の取り込みができていないというのは感じます。以前野村証券の窓口に行きましたが、(平日昼間の時間帯もあったとは思いますが)高齢者が多かった。
資産を持たない若い人はお呼びじゃないのかなぁと感じたことも。
ネット証券の口座数の伸びを見たら、たしかにリテールの接点という意味では逆転するのは時間の問題とわかります。ホールセールについては差は大きいように思いますが、IPO引受シ団への参加率はほぼ100%に近い実績です(逆にシ団にSBIを入れない会社ってなんで?というレベルに)SBIはIPO引受などを先陣にホールセールについても体制強化しているようなので、長期では本気で総合証券としても野村逆転を目指しているようです。
僕が金融業界で働いていた10年前は野村證券と言えば、ガリバーどころか独占企業というイメージでした。
時代の流れなんですね。
これからはSBI証券の時代か〜。他のネット証券はどうなんでしょうかね。
こういう事例でどのような打ち手があるか考えるのは頭の体操になりますが、現実に実行できるかを考慮するとかなり無理難題であると言わざるを得ないかと思います。