[ワシントン 28日 ロイター] - 米商務省経済分析局(BEA)は28日、政府機関が閉鎖していた影響で30日に発表を予定していた2018年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値の発表を延期すると発表した。

31日に予定していた18年12月の個人所得統計、2月5日の12月貿易統計もそれぞれ、発表を延期する。

一部政府機関が35日間にわたり閉鎖されていたことが要因。新たな発表の日程はまだ決まっていないとしている。

12月の耐久財受注、小売売上高、住宅着工件数、新築住宅販売も延期された。また、11月の貿易統計、建設支出、新築住宅販売も延期されている。

国勢調査局は、他の政府機関と協力して19年の経済指標の発表予定日を最新のものにする作業を進めており、新たなスケジュールをできるだけ早期に公表すると説明した。

米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は記者団に「GDP統計は恐らく来週発表する」との見通しを示した。