非常時の現金需要を救う「移動するATM」の進化
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注目のコメント
記事中に登場する「移動×ATM」というソリューション。
「あー、そういうの災害時以外だと、地方なら成立しそうだよね? 移動販売も地方だと多いし」と思いがちです。
ですが、下記の記事にあるトヨタのe-Palette。
https://newspicks.com/news/2740194
e-Paletteが登場すれば「移動×(自社サービス)」でいろんなビジネスの芽が生まれそう。
本記事で詳述されているATMのような【移動先に停止してサービス提供】だけにあらず。
【移動中にサービス提供】などさえありそうな未来です。例えば、立川→新宿へ通勤する人を数人乗せて移動中にマッサージやヘアカットとか?
自分のビジネスとどういう組み合わせができるかの思考実験もしたいところです。キャッシュレスが進展しても、やはり地方や一定の状況下においては現金決済の需要は強く残っていくと思われますし、電子マネーのチャージ等のキャッシュレス決済手段のメンテナンス接点としても、今後もATMに対する需要は強く推移するのではないかと考えています。
一方、金融機関にとってはATM施策は競争力や差別化の源泉ではあり得ず、現在のように自前のATMを年数億円もの赤字(日本ATM株式会社の資産では地域金融機関のATM事業の赤字は年間約2億円)を計上して運営することは見直さざるを得ません。
その代表的な代替取組みがコンビニATMの活用であり、駅や住宅街の徒歩圏内のコンビニ数が大都市ほどはない地方では駅の販売機や移動ATM等になってくるのではないかと予想しています。