米朝、非核化へ実務協議を本格化 スウェーデン、日本も局長現地へ

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• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2019年01月20日

  米朝実務協議が本格化した。米朝が協議を続けて2月末に首脳会談が無事に開催されることになれば、3月からの米韓軍事演習は実施するムードではなくなる。第一回米朝首脳会談のあとの朝鮮半島情勢の展開をみれば、第二回米朝首脳会談ではサプライズもありうる。米国は「南北が仲良くなり、北朝鮮が戦争を始める可能性が低くなり、在韓米軍の駐留経費の増額を韓国が拒否し続け、米朝首脳が時々会えるという条件ができつつあるのなら、米国の韓国に対する軍事コミットメントを低めることを米朝で話し合ってもよい」とトランプ大統領が考える可能性がある。それと関連した米朝間の合意の文言が米朝共同声明に盛り込まれることもありうると日本人は考えておく必要がある。