【竹中平蔵】ゴーン事変、消費増税を斬る
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1月8日(火)にTwitterでライブ配信した2回目の「The UPDATE」。まずは「News UPDATE」のコーナーをアーカイブ配信します。
竹中平蔵さんの知見はもちろんですが、ゴーン事件の取材を続けるNewsPicks池田記者の深い解説も必見です。非常に尊敬している竹中さん出演とあって、早速拝見。番組のテーマは浅い内容でしたが、最後の消費税のところの同氏のコメントは参考になりました。要は、賛否分かれる問題に対して、視点を広げて考えてみようという示唆です。消費税の上げ下げとは、単純に、民間セクターから政府セクターへのお金の移動を意味します。数兆円規模で短期間にそれが行われた場合、国民生活がその影響を受けるのは間違いありません。今回は増税ですから、政府はあらゆる手段を使って、お金を国民に戻そうとしているわけです。だったらむしろはじめから税など上げなければいい。もし上げるのなら、ゆっくりと、高額収入者から取るべき。それが、欧州を参考にした同氏の提案です。そしてそれは、消費税単独ではなく、固定資産税との組み合わせで、できるのだそうです。
さて、久々の竹中節でしたが、僕なりに一つ。表題にある今年儲かるか否かは、他人のせいにしない、まさにこの気持ちにかけることだと思います。今の経済環境や社会情勢は相当安定しています。この期間に、自力で帆を広げておきたいものです。それが見事に張れた企業は、助走が始まり、安定速度に近づけるのかもしれません。わかったようでわからないことをわかりやすく。
池田記者の解説は、NewsPicks発の経済ニュース番組・UPDATEらしいニュースの伝え方です。
さて来週は何が起きるか…