[東京 18日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅高の109円前半。一時109.40円まで上昇し、前日海外市場でつけた2週間ぶり高値に並んだ。日経平均の上げ幅が200円を超えるなど、アジア株が底堅い展開となったことで、円が弱含んだ。

クロス円も堅調。英ポンドが一時142円台、豪ドルも78円後半と、ともに1カ月ぶり高値圏へ上昇した。市場では「米中問題に対する楽観論を背景に、市場のリスクセンチメントが改善している。しかし、心理的な節目となる110円乗せには一段の材料が必要」(都銀)との声が出ていた。